今年の夏は、どうやら猛暑続きのようですが、ふうー、皆さんお元気でしょうか？梅雨が明けたのは良いけれど、こうも蒸し暑いと体調もおかしくなりますよね。私もこの時期、首周りにぐっしょり寝汗をかいてしまい、睡眠不足にも悩まされている、実際辛いお年頃（？）となっております。疲れやすいし、おっくうだなと思うことが増えている気がします。うーん、良くないですね。

そう、良くないと言えば、父が入院したというので、先日、九州へ帰っておりました。幸い、腰を痛めての、３、４日だけの入院だと知らされておりましたので、あわてる事なく、日程を調整して帰り、顔を見て、ほっとしたのでございます。が、何しろ高齢ですので、半年に一度では、尚さら、会う度に小さくなっているのがわかり、物静かなおじいちゃんになっちゃったなあと切ない気持ちになるのでございます。お父さん、たまにしか会いに来られなくてごめんね。
ところで、今回、そんなおじいちゃんのお父さんに比べて、3歳下の弟の叔父ちゃんの元気っぷりに驚いたのでございます。まあ見事なのです。７８歳にして、２６本の自前の歯を持って何でもしっかり食べられるし、毎日２時間のウォーキングは欠かさないそう…。ゲートボールやその他の集まりにも忙しくしていて、見た目にも６０代で通用しそうな若さなんでございます。１０年振り位でしょうか、髪はさすがに白髪ですが、毛量はまだたんとありますし、お顔も若い頃とあまり変わってないんじゃないかしらと思う程です。姿勢も良くて足どりも軽やかですし、本当に若々しいのです。
“どうして、おじちゃん、そんなに若いの？”の質問に、日々の努力と心掛けが目白押しでございます。例えば、食事の後は必ず、歯みがきと、歯茎のマッサージをしていて、しないと落ちつかなくなっているらしい…おかげで間食はしないし、全部自分の歯で硬い物も大丈夫なそう…す、すごすぎるじゃありませんか…それにな、よほどの事がない限り、早朝、家から、どこどこを通ってな、結構坂道もあるコースをいつも歩いて帰ってくると、ちょうど２時間なんじゃ、毎日歩いちょるよ〜とは…ブラボーでございましょう。
耳も遠くないし、視力もまだ大丈夫みたいで、ご年配の皆さまのいろいろな集まりのリーダーもいくつかしているご様子…むむ、積極的な性格は若さの秘訣なり！そうなんじゃ、ゲートボールは思っちょる以上に頭を使うし、難しいで。早いうちからやっちょる人には敵わんよ…おっとちょっと悔しそう…そのストレスも明日へつながるのですね。こ、これはかなりのスーパーおじいちゃんと言えましょう。こんなに身近にいたとは…おまけに若干たて方向に間延びした顔立ちの兄弟の中にあって、１人目鼻立ちがくっきりしたなかなかの男前なのでございます。こりゃ、大人の女子にも人気があるんじゃないでしょうかと思いつつ、ふと、父の方に目をやると、あー、すっかりおじいちゃんなんです。
まあ、無理もない年齢とも言えますが、このおじちゃんの半分でも、行動的、積極的な性格だったらなと残念に思います。優しいおだやかなところが良いんですけどね、仕方ないか…ここはおじちゃんが凄すぎるという事にします。父の面倒くさがり屋の性格が、本当によく似ている私にとっては、お手本を発見した思いでございます。日々の過ごし方がいかに大切か、それ次第で人はこうも元気でいられるんだと感心してしまいました。で、出来るかな…私に…なまけ者の自覚があるときっぱり言い切れるんですが…

こんな思いも、７月も後半になった私の日常は、間近に迫った発表会の焦りで覆われてしまって、どこかへ行ってしまいそうです。そうなのでございます。あの問題、この悩み、のオンパレードは相変わらずの状態なのです。
何だ、少しは前進したかと思ってたのに…ダメじゃん！のお声、ごもっともでございます。相変わらずとは言え、正確には前進した事もあり、また新たな悩みを抱える事にもなり…なのでございます。あー、人生って常に戦いなのですね、老兵と言えども、今、戦場を去るわけにはいかんのです。ええ、ええ、そうです。たとえ、踊る度にどんどん成長していく若者の横で、あれれ、前回は出来たのに、今日はさっぱりダメだの１歩進んで２歩下がるおばちゃんダンサーだとしても、その悲哀をそんなにもかもし出していいわけがないのです。はい、そりゃあもう、必死でついて行こうとしております。
まあ、ちょっとお付き合い下さいませ。例のあの踊りの中盤で足がガクガクになっていた『マズルカ』も、どうやら、ペース配分がわかってきて、踊り切る事が出来るようになりましてね。すると、楽しくなってくるんですよ。この感じでいくと、クオリティも上げられて、迫力あるステップになったりして…うふ。なんて思っておりましたら、「このあたり、ちょっとモタついて見えるので、振りを変えます。この“フルブレイク”を入れて、そう、こんな感じで」…って、それは、ちと難しいですって、だってほら、私がやると、こぶしを回して歌う演歌歌手のヘタなものまねって感じですってば…こりゃ、あかん、あっ先生、今、笑ったでしょ、どこが小粋なのって顔ですぜ！！
そんな笑いでも、あるだけ若干の余裕の証拠です。他の２曲は、先生の眉間にシワが寄ってるはず…。クラシックチュチュの恐怖は相変わらずですし、コンテンポラリーダンスのような大問題のあの曲は、更なる柔軟性を求められ（む、むぎゅー）、そして、こっちが合わせられないせいもあると思いますが、かなり振りも変更になってしまい、当然、身体に入っておらず、現在、あたふたとしたまま、はい、終了となっておる始末でございます。
ふと顔をあげて先生を見ると、あっフリーズしてる？気がするのは、おそらく、気のせいじゃないと思います。「はい、はい、だいぶ見えてきましたが、まだ全然合っていません。フリーな動きと合わせてきっちり見せるところと、メリハリつけて、何をやってるかわかるようにしましょう。時間かけて、次回ね、やりましょう」っておっしゃいました。バレエの先生ってのは辛抱強い仕事ですな。
こうして、あまりの出来にちょっと心が折れそうになっているのですが、何度も何度もやるしかありません。少しずつ不安が減っていくことを信じて…何をやってるかわかってもらえるようにしたいと強く思いながら今日も行くぞ！！おー！でございます。

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それにしましても、こう暑いと外での運動はご法度ですから、どうしてもクーラーの効いた室内で、気がつけば冷たい飲み物ばかりの生活になりがちですね。これでは身体に良いわけがないですし、だるさや乾燥も気になります。そこで、今回は手軽で、お顔もすっきり！の本当にワンポイントですから、ぜひ毎回やってほしいなと思うアドバイスにいたします。

まずは、洗顔後、化粧水をごく軽くパッティングするように両手のひら全体を使ってつけます。何度かに分けてたっぷりとつけ、最後は、押し込める気持ちで軽く押さえて圧迫します。充分お肌に浸透したところで、乳液をやや多めに手に取り、顔全体と首すじまでさっと広げてから、中心から外側へ、下から上への法則通り、５指全体も使ってお顔を包み込むように力を抜いて動かします。

そして、ここがポイントなんですが、あごの中心から耳の後ろのくぼみまでのフェイスラインを、親指と人差し指であごを挟むようにしてつまみ、細かく外側に向かって動かしていきます。両方の指で耳の後ろのくぼみまでのセットを、５回位続けてくださいね。

次は、少し上を向いて首すじです、手の平を横にして左右交互に追いかけるようにして、あごまわりから鎖骨まで、なでるように乳液をなじませます。この時、耳の後ろのくぼみを意識して、下へ流すような気持ちで動かします。
というのも、あごまわりは老廃物が溜まりやすい部分なんです。ですから、乳液やクリーム、オイルなど滑りの良い状態で、リンパ液の流れをスムーズにして、老廃物を出してあげる為にも今のような動きが大切なんですね。
簡単ですし、乳液をつけたついでに出来るので、続けて実行しやすいです。いや、暑くって、化粧水をチャチャっとつけるだけよーという方。夏の肌は、ご本人と同じ位、疲れていますよ。老廃物は流れ出して、血液からの酸素をちゃんと細胞に送ってあげましょう。

そう、そう、脇の下のリンパの集まりを、軽く押さえて動かしておいて下さい。鎖骨あたりの流れから、つなげて脇の下まで動かしてあげると、さらに効果的です。
さあ、最後は、動かしたところ、全部を、両手のひらでやさしく押さえて、沈静して終了です。続ければ、気のせいじゃなく、フェイスラインすっきりすることでしょう。
では、まだ、つらい暑さが続きますが、元気に乗り切りましょう。