うっかりしていたわけじゃないのに、突然秋になってしまいましたね。
ダラダラ続いた暑い暑い夏の疲れが、どっさり出てきている10月ですが、
何と、ちょうど今回で1周年を迎えました!!!
パチパチ、早いものですね。皆さんはこの1年、何か変わったこととか、
成し遂げた事とか、上手になった事とか、増えた事とか減った事とか・・・
まあ、いろいろあったのではないでしょうか。
1年と言っても長いようで、我々位の年代になると本当にサーッと過ぎてしまいます。日常生活に追われていると、あっ、これやってみたいなと思っていても、今はチョッとバタバタしてるから落ち着いたら始めよう何て考えているうちは、絶対と言って良いほど始められません。忙しいからこそ、上手に時間を作るワザも見つけられるんですもの。そう、わっかてますって。重い腰を上げて夏の疲れも振り払って、いざ、進まん!!です。
ところで、「進む」と言えば、私、視力が良かったせいか、悲しい事に、この一年でかなり老眼が進行しているようです。ヘア&メイクの仕事でアイラインを引くときなど、かなり距離をとって焦点を合わせないといけなくなりましたし、ヘアスタイルを作るときなど、暗めの場所だと本当に見づらく、老眼鏡のお世話にならざるをえません。
う〜ん、一気に創作意欲が減退するのですよ。
これがね・・・って言う話を、先日お仕事で久しぶりにご一緒した、メイクスクール講師時代の上司M先生にしたところ、片目にだけ老眼用のコンタクトを入れると便利であるとおっしゃっていました。慣れるとかなり快適であるらしいのです。コンタクトレンズ未体験の私ですが、近いうちにおそらく詳しいお話をM先生に聞くことになるでしょう。
また、話は変わりますが、「進む」と言えば、この一年の間に通っているバレエのクラスも試験をパスしたことで進んだと言えるんですよね。グレードは終了しましたが、実はもうひとつの課程がありまして、こちらのクラスも勉強中なのであります。なぜ勉強と言う言葉を使ったかと言いますと、これが皆さん、まさに勉強なのであります。もう、バリバリな厳格なクラシカルな基礎から、これでもかとレッスンし、た〜くさんあるバレエのパ(動き)の細かな名称を覚え、もちろんそのパの名称を指示された通りに正しい動きでスムーズに表現して行くという、脳も足もボディも手も顔も、同時進行の超多忙の大変な代物であります。
あ〜、右足からじゃなかったかなと一瞬でも迷っていたら次の動きについて行けず、あせって来ると、つい先ほど指示されたばかりの順番も忘れてしまい立ち尽くすはめになります。私だけ、どうしても間に合わない、覚えられない筋肉使っていられないの、ないないづくしなのであります。
こちらは、プロのバレーダンサーを育てるプロセスとして作られたものとの事で、グレードのような楽しさは、ほとんどなく、まさに訓練と言った様相を呈しております。幼い頃から続けてきた中、高生に混じって、おばちゃんダンサーは、顔で笑って心で泣きながら、自分にむち打っているのです。
あれ、私ってMだったのかと呟いていると、若い先生が背後から「大丈夫ですよ。私はSだから」とささやくのです。ええっ?どういう風に大丈夫なのかとのけぞりながらも、ああ、力関係上は、ばっちりかもと納得できる自分のおおらかさが長所と言えば長所かと思い当たったり、まあこのクラスは長期戦で行こうや、いや、一生勉強中って事でもいいかっ・・・だって難しいんだもの。
私も高校生位だったら、クリアしてその上のクラスも夢じゃないかもしれないけどねと持ち前のあきらめのよさを発揮しながら、それでも必死の思いで心で泣きながらやっているところであります。
と、ところがです。つい数週間前に新しく入って来られた方が、何と私よりも一回り近くも年上で、私の涙なしでは行けないクラスをクリアし、私の夢のクラスを勉強していると言うではありませんか!!お〜、久々のクリーンヒット!!しかも、笑顔を絶やさない素敵な女性なんです。もちろん、鍛えられた筋肉が細い身体を美しく型作り、まさにバレリーナのボディライン!体脂肪率は15%、いや13%かも・・・
すばらしい、ありがとうございます。人にも甘めだが自分にはもっと甘い私に、神様は “頑張れ!全然足りんぞ、お前は!”と教えて下さっているのですね。はい。了解いたしました。感謝いたします。私は、進んで行きます!
みのさんのテレビ番組でも耳にしました。食事は腹6.5分だぞって、腹8分じゃないよ。6.5分が長寿遺伝子スイッチをONにするポイントなんですって。実感としてはよく分かりませんが、どうやら常に小腹が空いている感じだそうです。
や、やります、6.5分で、体脂肪も5%減を目標に、いえ、お約束します。さらには、一生今のクラスでは、いやです。新しい事を勉強して、チャレンジしたいです。ですから、そうですね、あと3年、いえ2年で何とかします。
はれ?甘いって?
だって本当に本当に難しいんですよ。
でも、笑顔を絶やさないっていう素敵なところは、すぐ見習って、
なるべく、出来る限り、絶やさない方向で・・・善処します。
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ワンポイント!!眉表現パート2
では、前回に引き続いて、ワンポイントアドバイスは眉表現パート2とまいりましょう。
前回は描く時のポイントでしたが、今回は眉カット用はさみで余分な眉をカットする場合のアドバイスです。
まず、前回の内容を復習していただき、描きたい眉のラインを自分の実際の眉に重ね合わせながら、デザインして下さい。
すると眉頭・眉山・眉尻のそれぞれの位置となだらかなラインを作る為に、足りない部分と余分な部分が見えてくるはずです。
そうしましたら、眉の毛の量として、比較的均一で濃さに大きな差がない場合は、デザインしたラインからはずれた眉毛を眉カット用のカーブした形を利用して、なだらかになるようにカットしていきます。
これは、眉山ノ下のラインから眉尻にかけて、下がった毛をカットする方がほとんどだと思います。眉頭より眉尻が下がらない位置で、眉山からやわらかくカーブした、だんだん細くなって眉尻になっていく型に整えられると、かなりすっきりとした印象になります。
また、毛量が多く、黒々とした眉の場合、カラーした明るめのヘアならそれに近い色に見せると、明るい印象になるので、毛先が集中してもり上がっている部分をカットしてみてください。この時、切り込みすぎて穴が空いてしまわないように、眉用コームではなく、ヘア用の厚みのあるコームをあてて、飛び出した毛先をカットすると安心ですよ。初心者の方は、2本同時にあててみて感覚に慣れたら、1本にステップアップして行けます。
こうして眉全体の濃さをカットすることで少し濃く均一に見せる事ができます。次はラインの調整です。前述と同様、眉山の下のラインをなだらかにカットして行きます。
如何ですか。余分な毛を整理できたら、足りない部分を描いていきます。
左右のバランスを考えながら、全体を捉えるのがポイントですよね。
さあ、雑誌などでお手本になりそうな眉をよく観察して、日頃からセンスを磨いておいて下さいね。たくさん見る事って大切なんですよ。ではまた。
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