立春に関東地方も雪になりましたね。久しぶりに見る雪です。
白い風景はちょっとうれしくなる美しさですが、道路は凍ってしまうと滑って歩きづらいし、危ないです。ここで転んでケガでもしたら大変だなと、前項姿勢でつま先に重心かけながら注意深く歩いておりましたら、すっかり身体がカチカチになってしまい、情けない気持ちでおります。
さて、前回の姪っ子ちゃんを巻き込んでのダイエット大作戦のその後ですが、あれから約1ヶ月、食べ盛りの二人も頑張って気をつけているようで、なかなか良い成果をあげていたのです。
が、しかし、お姉ちゃんがバレーボールの練習中に何とじん帯を切ってしまい、ギブス娘となり、すぐその後、妹ちゃんもインフルエンザにかかって高熱を出したとのことで、1時休戦となりました。
また落ち着いたら頑張るとのメールが届きました。そっかあ、お姉ちゃんは時間がかかるな、気の毒だ……。
そう、私は二人のおかげで、この1ヶ月の間やってこれたようなもので、マイナス約2.5kgというなかなかの成果を得ていたのです。ありがとう!
そして、これからは油断する事なく、1人でも目標の数字に近づくべく、健康的にかつ楽しくダイエット生活を送らなければならないのだ。よし、やるぞ!
何しろ私には、今春の舞台で、あのレオタードを着なければならないという、世にも恐ろしい現実が待っているのです。
しかもですよ、やみくもに食事を減らして体重を落とせばいいってもんじゃあない。踊る為に筋肉は維持し、いえ、必要な部分はもっと増やしていかねばならんのです。そして、やっかいな事にシワを増やしてしまう年齢ですから、食事の質にも気を使いますよ。はい、1日たりとも気を抜けないじゃあありませんか!そーれ根性入れましょう。“おばちゃんって1人でもすごいね”と言われた〜い!!というわけで、大好きな麺類を封印して、決意を新たにする今日この頃です。
ところで、皆さん、最近のちょっと困ったなというお話なんですが……
就職の為のイベントでメイクの講座のお仕事をした時の事。新卒者だけでなく中途採用者も対象なので、受講される方は大人の皆さんもちらほらいらっしゃいます。スーツ姿に真剣な目なざしで聞いて下さるのですが、明らかに普段着の50代の女性が目にとまり、あれ?と思っていたのですが、講座終了後、質問の列に加わってその方の番になりました。そして、なぜかご自分の娘さんの近況をお話になり、私は、しばし状況を掴めず、その方のお顔を分析しておりました。あっそういう事ですか、と気づいて、そして、いや、これは困ったなと短い時間で頭の中もちょっとしたパニック!?
うーん、少しでも娘さんに協力したいという気持ちは理解できますが、何しろご本人を見ていないので、具体的なアドバイスは難しいです。一般論になってしまいます。でも少しでも何か納得できる部分で感じてもらいたいと思い、どんな印象なのかとか一番の悩みは?などろ聞いて、おおよそのイメージを捉える事ができて、誤解されない程度には、アドバイスしたのですが……。まあ、何と言われますか、手探り状態でして……ご本人の写真とかあれば、もう少しお話できたかも……などと思いました。
なんて話をスタッフの方にしたところ、このイベントにも、ここ数年前から、やはり親御さんがご本人のかわりにいらっしゃる事が数例あるとの事……えっ?そうなんですか?それはびっくりです。あっそう言えば、新聞にも、会社説明会に親が参加するっていう記事がありましたね。時代なんですかね!
まあ、メイクの講座は、就職の為だけではなく、日常の中でもお役立ち情報がたくさんありますので、どなたに聞いていただいても、損はないんですけどね。
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さてさて今回のワンポイントは、アイメイクに関する内容です。
最近のメイキャップは、特に目を大きく印象づけるテクニックが主流ですね。若い方達は、これでもかという程、まつ毛をカールさせ、マスカラをしっかりと2度も3度も重ねづけしています。確かに目を大きくはっきりさせる事ができますが、ちょっとやりすぎて全体のバランスを壊している例もよく見かけます。
我々大人としましては、そのテクニックは使いたいのですが、品よくナチュラルに仕上げたいものですね。
ナチュラルに仕上げるポイントは、若い頃の自分のまつ毛の勢いを取り戻す位のボリュームを見せる事だと思うのです。だんだんとまぶたは重く下がってくるし、まつ毛自体も細くなってくるしで、目元はぼやけた印象になりがちですね。
そこで彩やかなブルーや紫などのアイカラーに頼らなくても、目の印象をはっきりさせる為には、まず、やっぱりアイラインを引いていくのです。
少し位、ペンシルのラインがガタガタしても、綿棒でぼかしていけばいいので大丈夫です。目を開いた時、まぶたがかぶさってラインが見えない場合は、チップに濃いグレーやブラウンのシャドウをつけて、その上に幅をもたせるように色をのせてみましょう。まつ毛の際は濃くつけて、際から離れるにつれて、だんだんぼかしていくのがポイントです。
そして、次に、まつ毛をカールしてみます。片手で眉のあたりを少し上に持ち上げて、まつ毛の根元を出してあげると、カール器を入れやすくなります。
一度に全体をはさむ事が出来ない時は、目尻の部分にカーブを合わせてカールするだけでもかなり明るい印象になるので、そこだけは頑張って下さい。なるべく根元近くではさんでゆっくりと力を入れてみてください。いきなり力いっぱいはさんで。まぶたまで巻き込んでしまうと、相当痛いですよ。
さあ、根元が上がったら、少し動かしてはさみ、また少し毛先の方に動かしてはさんでいきます。こうして少なくとも3ヶ所位を順にカールすると、なだらかなカーブになってくれて、まぶたで多少おされても毛先は上がって見えます。はい、印象が違います。
注意する事は、はさんだまま前に引っ張らない事。手首を返すように上に持ち上げる感じです。それとカール器のゴムに深い溝ができていないか、時々チェックして交換して下さいね。まつ毛を切ってしまう原因になります。
いかがですか?ちょっぴり目元が明るくなったと思いませんか?
では次回は、マスカラ編で、ますます“目ヂカラ”つけましょう。
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