『どうして老けて見えるの?』
あまり直視したくないタイトルではありますが、大人の我々にとっては最も重大な問題の1つでもありますから、この「老ける」という現実に、何としても勇気をもって立ち向かって行かねばなりません。
そうです。もう年も年だからとか、誰も気にしないだろうとか、ネガティブな気持ちこそ、我々を必要以上に老けさせる悪者だと私は常に自分に言いきかせております。
・・・と言っても現状は、面倒くさいなと思う事も多く、なかなか理想通りにはいきませんが・・・
さて、具体的に老けて見える要因というのは、いくつもあると思いますが、大きくわかりやすいがゆえにインパクトも強いのが身体全体のシルエットではないかと・・・つまり姿勢だと思っています。
きれいにお化粧をしていても、
腰をかがめた丸い背中ではせっかくのお洋服もおしゃれに見えないし、そのギャップで却って老けて見えてしまいます。
全身から発する印象というのは、年齢をかさねる程大切になってきます。
例えば座った状態で対面でお話していた人が、立ち上がって歩き始めた時、その人の後ろ姿にたっぷり背中にお肉をしょった前かがみの、まさに“おばちゃんシルエット”を目撃したあなたは、えっ!うそ?こんなに老けてたっけ?と驚くはずです。
さあ、いま一度、自分の姿勢・及び歩き方をふり返ってみましょう!
背すじを伸ばし、いい姿勢を保つ為には、腰まわりのインナーマッスルといわれる、身体の内側にある筋肉、腸腰筋や脊椎起立筋などを強化する必要があると言われています。きつい筋トレではなく、“ねじる”動きを取り入れた軽めのエクササイズで十分らしいです。
ぽっこり下腹部にも効果大なので、皆んなで頑張りましょう。
難しくはないのです。
継続する、ただそれだけなのです。
それから、もちろんですが、重力に逆らえないのは顔のシルエットだって同じですよね。
細胞が新しく生まれ変わる新陳代謝が少しずつ衰えて、水分量も減少し、弾力も低下していき・・・
そうです。シワやたるみに悩まされる我々に、くすみやシミまでもが一緒になってこれでもかと攻めてくるじゃあありませんか。
ううっ、お願いします。もうやめて下さーい。これ以上は勘弁して下され〜と、叫んでみたところで、どうにかなるものでもありません。
本当にト・ホ・ホです。
ですが皆さん。どうにもならないからって、もうなすがままに手をこまねいていては、老化は加速するばかりと心得て下さい。
厳密に言えば、酸素を取り入れている以上、生まれた時から、すぐに老化は始まっていると言われているのです。
まあ、そんな衝撃的な事実はさておき、成長した後の、我々大人にとっての老化を少しでも遅くする努力こそ、何より大切です。
老けて見える要因としては顔のくすみやシミも挙げられますが、メイキャップの技術である程度はカバーできる要素かと思われます。
くすみを消すコントロールカラーの下地やコンシーラーなどを上手に取り入れる事でその部分はかなり解消できるのですが、やっかいなのは、ファンデーションを厚く塗りすぎると、時間とともにシワがかえって目立ってしまったり、また、肌の質感が不自然になってしまうことで若々しく見せるどころか、お化粧が老けた印象を作ってしまうという悲しい結果です。
頑張ってきれいにメイクをしたはずが、厚塗りのオバサン顔になっているという笑えない状況に陥らない為にも、シワ・たるみにストップをかけ、顔の筋肉も鍛えようではありませんか。
まずは頬のゆるんだお肉があごと合体するという最強の敵を迎え撃つべく、大きくしっかりと口を動かすエクササイズです。
強く口をすぼめて突き出したり、上下、左右、斜めにも動かし、しっかり口角を引き上げて顔の筋肉を強くしましょう。
下アゴを突き出したり、舌を思いっきり伸ばしたりという、人にはまず見せられないけれど、効き目はあると思いますので、たくさん出ている本やDVDなども参考に、ぜひお1人の時に・・・
それから、血行促進のマッサージはやはり外せないところです。
あー、マッサージしなくっちゃと、あまり気合いを入れすぎずに、美容液や乳液をつける際に、手のひら全体でなでるようにやさしく血行をうながす気持ちでのばしてあげて下さい。
ねっ。毎日できますよ。
そして、十分な保湿を心がけて下さい。
さあ、そうしたら、私たちには強い味方が、堂々とした姿でその出番を待っているじゃあありませんか。
お肌を引きしめて若々しい肌に導いてくれる、リメモシリーズです。
保湿効果も優れているリメモを使い続けている皆さんには、もう説明の必要はないですよね。
そして美しさの仕上げのメイキャップは、もう厚くする必要はありませんね。
今は美容液のような保湿性の高いファンデーションも数多く出ていますので、特にこれからの季節、肌の乾燥には注意をして、これらを活用し、ナチュラルな質感の肌づくりをして下さい。
そうする事で、アイシャドウや口紅の色だけでメイクをするのではなく、眉や目元のラインに気を配ったメリハリのあるいきいきとしたメイクを楽しんでもらえると思います。
さあ、ピンと胸を張って少し大またで歩きましょう。
ウィンドウに映った時は、ちょっと口角も上がっているか、チェックするのをお忘れなく。 |